Cカードって何？ダイビングをするにはライセンスが必要？

2023年7月15日2023年7月18日

Cカード（ライセンス）とは？

ダイビングのCカードは、国際的な標準として認められているダイビングの資格証明書です。正式には「ダイバーズカード」または「ダイバーズカートリッジ」とも呼ばれます。このカードは、ダイビングのトレーニングや認定コースを修了したことを証明するものです。

Cカードは、各ダイビング機関（例：PADI、SSI、NAUIなど）が発行します。これらの機関は、世界中でダイビングのトレーニングと認定を行っており、基本的なスキルや安全なダイビングの手法を学ぶためのカリキュラムを提供しています。

Cカードを取得するためには、一般的に初心者向けのオープンウォーターダイバーコースを受講する必要があります。このコースでは、ダイビングの基礎知識、器材の使用方法、水中での安全手順などが教えられます。コース修了後に試験を受け、合格するとCカードが発行されます。

Cカードを持っていると、世界中のほとんどのダイビングスポットで自由に潜水することができます。ただし、一部の高度なダイビングや特定の制限がある場所では、追加のトレーニングや資格が必要な場合もあります。

Cカードは、ダイビング業界や他のダイバーとの相互信頼を確保するために重要です。また、保険会社やダイブショップなどが、参加者が安全に潜水できるレベルの証明としても利用します。

ダイビングのライセンスは何歳から取れる？

ダイビングのCカードを取得する最低年齢は、ダイビングを教える各機関や地域の規定によって異なります。一般的には、以下のような年齢制限が設けられていますが、具体的な詳細は各機関の規定を確認する必要があります。

PADI（Professional Association of Diving Instructors）：PADIのオープンウォーターダイバーコースを受講する最低年齢は10歳です。ただし、10〜14歳の場合はジュニアオープンウォーターダイバーの資格が与えられ、一部の制限があります。15歳以上であれば、通常のオープンウォーターダイバーコースを受講できます。
SSI（Scuba Schools International）：SSIのオープンウォーターダイバーコースを受講する最低年齢は10歳です。ジュニアダイバーコースもあり、10〜14歳の場合は制限があります。
NAUI（National Association of Underwater Instructors）：NAUIのオープンウォーターダイバーコースを受講する最低年齢は12歳です。ただし、12〜14歳の場合はジュニアダイバーコースを受講することになります。

これらの年齢制限は、安全性や身体的な成熟度を考慮して設けられています。未成年者がダイビングを行う場合は、保護者や法的な保護者の同意が必要な場合もあります。年齢制限は、各機関や地域の法律や規制によって変更される可能性があるため、正確な情報を入手するためには関連する機関に問い合わせることをおすすめします。